「気」は、動物や植物などすべての生物の生命活動の原動力となるものです。
「元気がある」、「気が合う」、「気が散る」、「気が進まない」など、言葉からも分かるように、「気」は私たちの生活に密着しています。
私たちには、産まれた時に両親から受け継いだ「先天の気」、呼吸や食べたものによって作られる「後天の気」があります。
「先天の気」は増えることはありません。
「後天の気」は努力や工夫で充分得ることができますが、不摂生でいくらでもなくすこともできます。
だから食養生などで「後天の気」を高めることで、「先天の気」を助けることが大切です。